Cat’s purr

トリアタマ用メモブログ

本の片づけをする - 最後の同人誌整理

不要のもの、使っていないものを家の中からすべてなくすのがこんまり(近藤麻理恵)式お片付け。
その作業期間は「最長でも半年」と本には書かれているのだけれど、半年なんかとっくにすぎても私の片づけはまだ6割くらいしか済んでない。
短時間で一気に全てのものにケリをつける時間と覚悟が、足りてない。もはやこんまり式ではなく完全自己流ののんびりお片付けになりつつある。


「服」「本」「書類」「小物」「思い出の品」を一通り仕分けたはずでも、残す基準がゆるめだったり、保留にしてしまったりしたものはまだたくさんある。
最近は、もう3回目になる本の片づけをしている。だいぶ数が減ってきたので蔵書のリストを作ってみた。

商業誌は740冊、同人誌が129冊。
以前はたぶん数千冊はあったから、これでも相当身軽になってはいるんだけど、どうにもまだ存在感が重い。
特に、同人誌はその大半がどうしようもなく古くて、一画の空気も重苦しい。

同人誌は今までに何度かまとめて手放す機会があって、それでも残った本なのに、どうしてこんなに重荷なのか。
理由はおそらく、やり残したことがあるからだと思う。
昔、二次創作するくらい好きだったジャンルがあって、書こうと思って溜め込んだプロットも、やっぱり捨てられずに残してある。
なぜか手放す気になれないのは、この手のジャンルの本なのだ。
数が少なくなってきて初めて気づいた。ザ・未練って感じだから重苦しいんだな。

もう、「本」というより「思い出の品」に入るのかもしれない。そして、思い出の品にしては、数がまだ多いのかも。
今度こそ一生持っていたい本だけに厳選しよう。そして同人誌の整理はこれで最後にしよう。そう思って本気で残す本を選んだら、最終的に38冊になった。



10冊くらいになるかな? と思っていたのに、38冊。まだ多い? でも、本棚の1段にすっきり収まったので、これはこれでもういいことにする。
最後の同人誌買取を頼んで、9O冊ほど段ボールにつめて送った。1500円くらいだった。

とても古い本なのに、買い取ってもらえてよかった。
これからもし同人誌が増えても、読み終わったらサッと手放そうと思う。
中古同人は売りにくい上に、長く保管しておいても状態は悪化するし価格は下がるし何もいいことがない。今後二次創作したくなるほどはまることは多分ないので、変な思い入れを抱えることもないだろうし。


その他の商業誌は700冊ほど。そのうち100冊以上はまだ読んでない。
こんまりさんは、読んでない本は一度手放してみることを推奨してるけれど、まだ思い切れずに積ん読本を抱え込んでいる。
この場合は、「本」というより「小物(コレクション)」になってしまっているんだと思う。それでも、いつか読みたい気持ちがまだ強くて手放す気にはなれない。
マンガ本はかなり減らせた。マンガは読んでない本がないから判断がしやすいのだ。死ぬまで繰り返し読みたい本だけになりつつある。


最終的には、本棚を一つ減らせたらいいな。
自炊代行とかも、考えないことはないんだけど、情報断捨離も進めていきたいと思っているので、なかなか思い切れない。
だって本をデータにしたって多分読み返さないよ。
それがわかっているなら、今すぐ手放せそうなのに、そうはうまくいかないのが情けない。

まあ、あきらめずにちょっとずつでも進んでいればいつか終わるだろう。
( ゚Д゚)y-~~



同人誌1冊だけしか選べないとしたら、残すのはこの1冊。
金ひかるさんの星矢本「ALPHABET」。
この本の頃の絵が好きでたまらなかったな。宝物です。